2019/08/31 11:49


傘の命とも言われているのが木型です。この木型の出来栄えで、傘の形の良し悪しがきまります。天然のヒノキを使って手作りします。三角形のサイドにア-ルがついています。この作業が木型つくりの大事な部分です。慎重に少しずつカンナで削ってアールの形を出していきます。  木型らしい形になりました。しかし、ここからが大変です。


この木型を使って生地を包丁で裁断します。傘専用のミシンで三角に裁断した生地を縫い合わせます。それを骨に縫い合わせます。


1回目の張り具合は、少し張り具合がきついようです。

もう一度木型を削っていきます。何度も生地を裁断して試し張りをしては、ア-ルを削って何度も修正を行い完成させます。


3回目の試し張りで出来上がりました。完成です。うまくいかない時には、何回も削り直す場合もあります。

今回は、2日間かけ作りました。 写真の傘は、晴雨兼用傘です。